質屋で融資を受けたい…でも返せなかったらどうなる?

「質利用を検討している=お金がない」という状態なので、やはり心配になるのは、借りても返せなかったらどうしよう…というところではないでしょうか。

ここでは、質利用時に返すお金のことと、返せなかった場合について見ていきましょう。

質屋に質入れをして融資を受け取ると、3か月後までに元金とその日までの質料を支払う必要があります。

質料とは質屋営業法で決められた質にまつわる諸費用のことで、品物保管代や利息などを意味します。

質料は質屋・店舗によって異なり、たとえば大手某質店の場合、1万円未満は月8%、1万円以上は月6%、10万円以上は月1.5%、100万円以上は月1.25%、1,000万円以上は月0.95%と設定されています。

融資額が上がるにつれて質料は安くなるのが特徴で、たとえば10万円の融資を受けて1ヶ月で返済するとすると、支払い額は10万と1,500円になります。

質入れしたときには、プラスこれだけの価格で良いのかと思う人が多いですが、実際に返すときになると、元金自体を用意できない人も少なくありません。

では実際に、返済できなかったらどうなるのでしょうか?

質屋は、返済しないからといって督促をするようなシステムではありません。

むしろ、返済日が近づいてきても何も連絡はされず、返済日となっても何も言われません。

「それなら多少返済日を過ぎても大丈夫?」と思うかもしれませんが、当然そんなことはありません。

返済日までに返済されない場合、品物の所有権は利用者から質屋に自動的に移行されます。

つまり、利用者は品物を手放すということになるのです。

でもその代わり、元金や質料を支払う義務も一切なくなります。

このように、質屋を利用して返済をする際には、元金+質料が必要となり、返済できなければ支払い義務はなくなるが品物もなくなるというシステムになっています。